muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

13号地「瓦礫と勲章」、1970 PROJECT「不毛会議」

小関さん、頑張ってください!

 今日は下北沢で2本のお芝居を観てきた。
●13号地第9回公演「瓦礫(がれき)と勲章」 小劇場楽園 (作・演出:加藤一也)
 公演3日目のマチネ。
 福知山線の脱線事故をモチーフにした作品。介護施設にお世話になっている年配の女性を軸にして話は進む。
 役者1人1人のモノローグが多く、そういった意味では観る方は緊張を強いられた。もうちょっと人物の「会話」が多くてもよかったと思う。
 1人女優で非常に滑舌のいい人がいた・・・。
 国連クラシックで舞台監督をされていた、小関英勇さんが照明をされていた。関係者なので贔屓目になってしまうが、素敵な明かりだった。今日は小関さんは劇場にはお見えになっていなかったので、終演後早速小関さんの携帯にお電話し、ご挨拶した。
 今日の写真は小劇場楽園に届いたお祝いのお酒。
 公演は17日まで。
●1970 PROJECT vol.2「不毛会議」 「劇」小劇場 (作:なるせゆうへい、演出:大岩美智子)
 公演3日目のソワレ。
 戦争末期の極秘会議をモチーフにした物語。
 TVでも活躍している荻野崇主演。ほかの役者もそれぞれキャラが立っていて好演。女優さんは1人だけだが、非常にいい味を出していた。
 演出もよかったが、最後に桜の花びらが上から降ってくるのはいかがなものか。そこだけ気になった。
 主人公が最後、死んだかどうかわからない結末はなかなかいいと思った。
 公演は20日まで。
●13号地のサイト・・・http://www.13goochi.net/
●1970 PROJECTのサイト・・・http://1970pro.lomo.jp/