muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

アメリカン・メガミックス ほか6つの美術館

古伊万里です

 昨日今日と、都内を廻りいろいろ展覧会を見てきた。今回はすべて1人で行動した。以下、見てきた順。
(1)ジョットとその遺産展(損保ジャパン東郷青児美術館)
(2)1930年代・東京 アール・デコの館(朝香宮邸)が生まれた時代(東京都庭園美術館)
(3)古伊万里展(松岡美術館)
(4)ヴィジョンズ オブ アメリカ 第3部 アメリカン・メガミックス 1957-1987(東京都写真美術館)
(5)日本の新進作家展vol.7「オン・ユア・ボディ」(同上)
(6)第19回日本写真作家協会展 第6回JPA公募展(同上)
(7)特別展 茶人のまなざし「森川如春庵の世界」(三井記念美術館)
(8)東京茶道会創立100周年記念 江戸・東京の茶の湯展(日本橋高島屋)
 初めて見たものと、感想があるもののみ記します。
●1930年代・東京
 古き良き東京の時代展。朝香宮邸建築の際の資料が興味深かった。「モダン」って感じ。
●古伊万里展
 江戸時代の古伊万里がいろいろ展示してあった。今日の写真はその中でも大ぶりなものである。(この美術館は、フラッシュをたかなければ展示品の撮影OK。)色鮮やかであった。
 ほかの特集展示では、橋本雅邦の日本画など。
 この美術館では、大型の彫刻が展示してある部屋があり、ヘンリー・ムアの彫刻が癒される。
●アメリカン・メガミックス
 アメリカの写真。篠山紀信、メイプルソープ、ユージン・スミス、ウォーホルのマリリン・モンロー等、有名写真家の出品も結構あった。ちょっとアート寄りかな。いいと思う。
●オン・ユア・ボディ
 新進作家による出品。展示数が少なく、物足りなかった。あまり印象にも残らない・・・。
 ショパンのピアノ曲を弾く老女の映像展示があった。なんだったのだろう・・・。
●JPA公募展
 良くも悪くも公募展。上から下までぎっしりと写真の展示。「ジグソーパズルの絵」みたいなきれいなだけの写真も多数。入場無料だが、あまりうれしくない・・・。そそくさと会場をあとにした。
●如春庵の世界
 2回目なので感想は割愛。「佐竹切」の展示替え期間にあたったため、佐竹切は見られず、そのスペースには三十六歌仙絵巻の模写本などが置かれていた。あんまりうれしくない・・・。
 この美術館には早い時間帯で訪れることが多いのだが、今回は夕方の来訪。平日にもかかわらずかなり混んでいた。(年配客が多い。)
●江戸・東京の茶の湯展
 こちらもかなり混雑していた。近代の茶道具の展示かと思ったら、古い時代のものもいっぱい展示しており、なかなか見応えがあった。(間近で見る行列には加わらなかったため、遠目の見物で残念だったが。)
 いろんな「○○千家」みたいな流派の、それぞれの「近代茶道具」(立ったまま茶の湯が楽しめる)が展示されていて、モダンなデザインに感心した。
 今日は、綿密な計画を立てて美術館巡りを計画していたが、だるくてだるくて、途中松岡美術館で、うっかりコインロッカーに荷物を入れたまま退館してしまい、帰りのバスに乗ってから気づくというへまをやらかした。慌てて美術館に引き返したら、お手洗いにコインロッカーの鍵がそのまま(忘れたまま)置いてあった。
 そんなこんなですっかり意気消沈してしまい、計画を途中から変更した。
 今日の写真から、新しいデジカメで撮った画像になっています。今のところ画質には・・・ちょっと不満があるかも。