映画 「誰も守ってくれない」

※今日のブログは、映画「誰も守ってくれない」のネタバレがあります。
　都下のシネコンで映画「誰も守ってくれない」を観てきた。（脚本・監督　君塚良一）（車で連れて行ってもらいました。ありがとうございました。）今日は貯まっていたポイントがあったので無料で観ることができた。（そこのシネコンで6回観ると次の1回がただになる。）
　さて、前から観たかったこの映画だが、非常に｢重かった｣。犯罪被害者、加害者、マスコミ、ネットの闇について深く考えさせられた。単なる気分転換や、ちょっと和んだ気分になるための映画ではないです。
　ストーリーは、どんどん｢負｣の方向に進んでいく、救いのないもの。こういう展開は個人的に好みだ。どんな着地を見せてくれるのだろうと思った。
　最終的には「ちょっといいところ」に落ち着いたが、この物語の後日談も知りたいところである。
　柳葉敏郎が善人なのか悪人なのかよくわからなかった。（根っからの善人、悪人なんていないとは思うが。）
　加害者の妹役（準主演）、志田未来が好演していた。逃避行で緊張しているところと、恋人（実はものすごい悪人）と打ち解けているところの演じ分けがよかった。
　それにしても、見終わったあと思わず深いため息をついてしまった・・・。
　今日の写真はシネコンのあるショッピングモールにて。
●映画「誰も守ってくれない」公式サイト・・・http://www.dare-mamo.jp/