muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

尼門跡寺院の世界 ほか3つの美術館、博物館

汐留ミュージアム

 上野と新橋でいろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 恵みの居場所をつくる(パナソニック電工 汐留ミュージアム)
(2)皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界(東京芸術大学大学美術館)
(3)芸大コレクション展 春の名品選(同上)
(4)ラトビア藝術大学と東京藝術大学美術学部との国際交流展(同上・陳列館)
(5)特別展「国宝 阿修羅展」(東京国立博物館)
(6)特別展「Story of …」カルティエ クリエイション〜めぐり逢う美の記憶(同上)
(7)日本・ギリシャ修好110周年記念 アテネ・メトロ・ミュージアム―ギリシャの地下鉄が結んだ古代と現代―(同上)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
 近代の建築家。日本に作品多数ある。「山の上ホテル」もこの人の作品なんだそうだ。(この人の作品で、唯一「誰でも予約すれば利用できる」もの。)
 どうも建築関係の展覧会は苦手・・・。建築は、実物を持ってこられないため、どうしても写真展示が多くなる。せいぜい模型。なのでリアリティが・・・。
 古き良き時代の建築に思いをはせた。
●尼門跡寺院
 会期初日。音声ガイドを借りようとしたら、全部出払っていたので諦めた。
 皇族、将軍家の女性が尼になった寺たちの遺品。女性らしい小道具などに心惹かれた。
 当時の部屋を再現してあって、まるで時代劇のよう・・・。
 国宝も1点展示。古い布きれで、くすんでいたけど・・・。
●芸大コレクション
 古いものから新しいものまで、結構雑多。
 最後にあった工芸品で、ペーパークラフトがかわいらしくてよかった。松田権六作品はまたもや見かけた。
●ラトビア
 かの国の芸大の教授の油絵が飾ってあったが・・・ちょっとひどくない? 具象なんだけど、なんかよくなかった。こういうものなんだろうか。日本の芸大からも出品されていた。
●アテネ・メトロ・ミュージアム
 ギリシャで地下鉄を作るための工事をしたら、地下からいっぱい遺跡、遺物が出てきたとのこと。その写真展示。実物はなかったのでがっかり。感想はない。
 今日は荷物が多かったので、すっかり疲れてしまった。ルーブル美術館展も行けたが、パスしてしまった。阿修羅展は入場まで30分待ちのすごい行列。(いろいろあってスルーしたのだが・・・。)
 今日の写真は、汐留ミュージアムにて。