muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

光 松本陽子/野口里佳 ほか2つの美術館

光

 台風のさなか、六本木の2つの美術館で3つの展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)生誕150年ルネ・ラリック 華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ(国立新美術館)
(2)光 松本陽子/野口里佳(同上)
(3)美しきアジアの玉手箱―シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展(サントリー美術館)
 初めて行った「光」に限って感想を記します。
●光
 2人の女流作家による個展。ブースは完全に2つに仕切られ、1人ずつの展示(個展)となっている。
 野口さんは僕と同い年らしい。(1971年生まれ。)すごいなぁ。
 芸大の先輩、松本さんはピンクのアクアリック絵画が多く、MOTや東京国立近代美術館など、名だたる国内の美術館から作品が来ていた。幻想的な抽象画。
 最近作の、「緑」を基調とした作品も展示され、フィラデルフィア美術館での「セザンヌ大回顧展」に触発されてのことだそうだ。横浜美術館の「セザンヌ主義」ではないところがなんとも・・・。
 野口さんは写真。アラブや、海中の写真、太陽など「光」によっているのかな。そうなんだろうが・・・。こちらも美術館所蔵の写真があった。静かな感じの写真が多かった。
 今日は台風だったので、どちらの美術館も非常に空いていた。(「光」は現代アートなので、そうでなくても空いているが・・・。)
 今日の写真は美ヶ原高原美術館にて。(本文には関係ありません。)