muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

クリストとジャンヌ=クロード展 ほか6つの美術館、博物館

札幌冬季オリンピックメダル

 14日と今日、都内を廻っていろいろ展覧会を見てきた。両日とも1人で行動。以下、見てきた順。
(1)おもてなしの美 宴のしつらい(サントリー美術館)
(2)クリストとジャンヌ=クロード展(21_21 DESIGN SIGHT)
(3)ルノワール―伝統と革新(国立新美術館)
(4)平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭(同上)
(5)チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展(江戸東京博物館)
(6)えどはくでおさらい!明治・大正時代(同上)
(7)三井家のおひなさま 新規寄贈品展示 伊皿子三井家のひな人形 室町三井家のやきもの(三井記念美術館)
(8)南桂子展 まなざしの彼方(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●クリストとジャンヌ=クロード展
 美術館や橋などを布でくるんでしまう「アート」で有名な2人。2人のうち1人は亡くなったらしい。とても期待していた展覧会。
 建物をくるんでしまうのは、さすがに実物展示できないので、ドキュメント展示となっていたのがちょっと残念。2人にすれば、プロジェクトを実現するために、数年、場合によっては10年以上も交渉に時間を費やすのが、(それも)「アート」なのだという。
 僕が訪れたとき、作家さんご本人がいらしていたかも知れない。(外人がいて、そんな感じの取材体制だった。)
 プロジェクト実現のために売っているという、オブジェ作品も展示。くるまれた新聞紙、本など興味深かった。
●明治・大正時代
 小学6年生が主対象らしい。教科書に載っていた資料などがあって面白かった。江戸城の(当時の)写真などよかった。
●三井家のおひなさま
 今日が会期初日。「三井家のおひなさま」は毎年この美術館でこの時期に開かれている。ひな人形の展示は例年通りだが、今年はいろんな焼き物などがあってなかなかよかった。
 桃山時代、江戸時代の焼き物もあり、また、北大路魯山人の焼き物がいっぱい展示しており、見応えあった。
●南桂子展
 ヤマサコレクションは、初めて訪れた美術館。美術館と言うよりは、町中のギャラリーのような趣もある。
 南桂子(2004年没)は、公立美術館での展覧会も開かれ、ユニセフのグリーティングカードのデザインにも取り上げられた人。
 展示は、エッチングが多かった。どちらかというとイラストタッチ(?)のような気もするが・・・。味わいがあった。
 「装苑」の連載で、谷川俊太郎や新川和江の詩につけた作品もあり、詩と共に味わった。ポエムとは相性がいい。
 今日は、江戸東京博物館のあと上野に廻る予定だったが、上野は初めての展覧会がないし、偶然三井記念美術館を検索したら新しいのがやっていたので、急遽そちらに廻った。三井記念美術館ではヤマサコレクションのポスターを見て、こちらも初めてなので行ってみた。(美術館も初めてだし、施設を訪れること自体初めてだった。)
 江戸東京博物館では、今日もモンゴル産の岩塩がもらえた。
 今日はかけ橋合唱団のお稽古だったが、チョコレートをいっぱいいただけた。ありがとうございました。
 今日の写真は、札幌冬季オリンピックのメダル。(本文には関係ありません。)