muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

ヴィンタートゥール、忍藩主松平家と東照宮

甲冑姿のお兄さんと

 昨日今日と、2つの展覧会を見てきた。両日とも車で連れて行ってもらいました。(ありがとうございました。)昨日は1人で、今日は母と姪っ子たちと見てきた。(運転手の父は、「恥ずかしいズボンをはいている」とのことで、車の中でお留守番・・・。)以下、見てきた順。
(1)ザ・コレクション・ヴィンタートゥール(世田谷美術館)
(2)建畠覚造―アトリエの時間(同上)
(3)忍藩主松平家と東照宮(行田市郷土博物館)
 (2)は2回目なので、感想割愛します。
●ヴィンタートゥール
 ヴィンタートゥールは、スイスの小都市だが、スイス第4の美術館があり、多数のコレクションを誇っている。(近年は、アメリカ現代美術のコレクションにも力を入れているそう。)
 今回の展示はすべて日本初公開で、国外での大規模な展示は初めてだとか。
 出品作だが、ゴッホ、モネ、シスレー、ピカソなど、名だたる画家の作品が多く、見応えあった。ゴッホの肖像画は、背景が鮮やかに黄色くて印象深かった。(ある意味ショッキング。)絵だけでなく、ジャコメッティ等の彫刻作品、立体作品もあった。
 また、スイスの国民的画家など、知らない作家の作品もあり、興味をそそられた。
 音声ガイドを借りてみた。やや、「判りやすい物語」風だったが、作品への理解が深まったので良かった。
 帰りは、30分以上バス停で待つかと思ったら、展覧会のための特別バスが出ていて、接続良く用賀駅に向かえた。(用賀駅直行便。)
●松平家
 初めて訪れた博物館。なかなか規模が大きかった。
 入ってすぐに、徳川幕府の成立と鎖国、みたいな映画が始まり、20分間見る。内容はともかく、昭和40年代か、みたいなテイストの映画だった・・・。
 企画展示は小規模。松平なんとかさん(歴代の藩主たち)の書状、遺品などを見ることができ、興味深かった。藩主の正室は、宮家の姫だったりする。
 常設展示は、行田の歴史。古くは古墳時代の壺などもあり、鎌倉時代から、昭和くらいまでの足袋工場のミシンまで多岐にわたっていた。古いものは、やっぱりいいなぁ。
 今日の写真は、行田の博物館の外にいた、甲冑(かっちゅう)姿のお兄さんとの記念写真。模造刀を持たせてもらったが、意外と重かったです。