石神井童貞少年團公演 「俺の小指と」

　下北沢のシアター711で、石神井童貞少年團第7回公演「俺の小指と」を観てきた。(作・演出：森田金魚)公演2日目のマチネ。
　ゴーリキーの「どん底」をモチーフにしているらしい。開演前にWikipediaで調べたら、貧困層を舞台にした退廃的な戯曲らしい。
　で、こちらの舞台は、遊郭の遊女、町長、(落ちぶれた)社長などが出てくる。貧困そうな感じである。
　あまり明確なストーリー性は感じられず、脚本も(僕の嫌いな)言葉遊び風だった。（ところどころでラップも入る。)劇の最後で、結ばれた主人公の青年と女性が、車にはねられてしまうが・・・。
　あまり面白さが伝わってこず、僕にとっては残念な舞台だった。14：00ちょうどに始まったのはよかったけど、ラストがやや冗長。
　公演は29日まで。
　今日の写真は、ネイチャー・センス展から。(本文には関係ありません。）
●石神井童貞少年團・・・http://syakujiicherry.nobody.jp/cherry.htm