muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

i-contemporary

開演前の舞台

 昨日に引き続き、代々木上原のけやきホールにて、i-contemporaryのコンサート〜見て、感じて、楽しむ、新しい音楽の息吹〜を聴いてきた。プログラムは以下の通り。
♪Anton Webern : Sechs Bagatellen fur Streichquartett op.9
♪八村義夫 : Improvisation for Violin and Piano op.4
♪池田哲美 : 彩雲 〜フルートとピアノのための〜
♪尹伊桑 : Piri
♪八村義夫 : しがらみ 〜フルート、ヴァイオリン、ソプラノとピアノのための〜
♪尹伊桑 : GASA
♪八村義夫 : DOLCISSIMA MIA VIATA for Metallic-Percussions Solo op.16
♪林光 : フルートとピアノの為のソナタ
♪三善晃 : LITANIA pour Contrebasse et Batteries
♪田中やよい : 扉〜ヴァイオリンとピアノのための〜
♪野口桃江 : dionysus
(当日の演奏順とは異なります。)
 このコンサートのことを知ったのは、昨日の演奏会に折り込まれていたチラシから。17:00開演で入場無料、有名作曲家の作品多数ということで出かけてみた。
 19:00くらいに終演かなぁ・・・と思っていたら、20:00までかかったので大変だった。編成の同じ作品が(演奏順では)連続しなかったので、曲が終わる度に椅子などの配置換えで待たされちゃって・・・。
 演奏は今日も桐朋学園大学の学生、研究科学生、卒業生だった。昨日出演された鷹羽さん、今日はピアノ演奏をされていた。
 演奏については、学生ということもあってか力量にばらつきが見られた。ピアノとの2重奏作品で、ピアノの音がややうるさかったり・・・。僕がいつも(重奏では)ピアノを静かに静かに弾くように心がけているから、余計気になったのかも知れない。
 作品については、三善先生や八村作品など大御所の作品が多く、聴き応えがあった。池田哲美さん(男性)は会場にいらしていた。当夜のコンサート中、一番調性寄りの作品だったと思う。
 DOLCISSIMA MIA VIATAは、パーカッションの男性が暗譜で演奏していて、ちょっとすごいと思った。また、同じ作曲者の「しがらみ」は作曲者21歳の時の作品ということで、ちょっと若書きかなぁ・・・。(当時学生だったろうし。)
 コンサートが長かったため、1曲あたりの印象が薄くなってしまい残念だったが、今日も大いに刺激を受けた。今後の活動に活かしたい・・・。