muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

4つの変奏 ほか5つの美術館

目黒区美術館

 5/4、6と都内とさいたまでいろいろ展覧会を見てきた。以下、見てきた順。東京都写真美術館では、マイミクで俳優の池田良くんと鑑賞した。(あとは1人で行動。)
(1)シュルレアリスムと写真 痙攣する美(東京都写真美術館)
(2)知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展(同上)
(3)紫禁城写真展(同上)
(4)世界に誇る和製テーブルウェア オールドノリタケと懐かしの洋食器(東京都庭園美術館)
(5)コレクション展 作品と作品の間に・・・4つの変奏(目黒区美術館)
(6)英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展(森美術館)
(7)MAMプロジェクト007:サスキア・オルドウォーバース(同上)
(8)誌上のユートピア−近代日本の絵画と美術雑誌1889-1915(うらわ美術館)
 初めて行ったもののみ感想を記します。
●紫禁城
 中国の紫禁城。(今の故宮博物館かな。)昔の写真がいっぱい。思わず行ってみたくなったけど、今はオリンピックで大変な時期なので、開催終了後行きたいと思った。
●オールドノリタケ
 明治〜昭和期の洋食器展。洒落たデザインのものがたくさんあった。会場も混んでいた。
●4つの変奏
 目黒区美術館は初めて行った。(写真。)行きは目黒駅から歩いて行ったが、帰りは(上り坂がきついので)バスを利用した。
 展覧会は、近代〜現代日本美術。先頃亡くなった白髪さんや、草間弥生の作品があり、なかなかよかった。「物語」「美術史」など、4つのテーマを設けて展示してはいるけれど、やっぱりネームバリューのある作品が並べられているのは、ある程度「商売」を意識しているからかな。藤田の作品もあった。
●ターナー賞
 GWまっただ中と言うこともあって、チケットを買うのに20分の行列だった。
 展覧会は、英国の現代美術の賞、ターナー賞の歩み。無料の音声ガイドがうれしい。
 美術館の一室の照明を、5秒ごとにON/OFFするだけの「作品」がちょっと驚いた。
 展覧会自体はよかったが、ボリュームが少なかった。
●サスキア・オルドウォーバース
 寡作家である。今回は初期の2作品(映像作品)を展示。両方とも5,6分間の作品で、1つを全部見た。あまり印象に残ってない・・・。
●誌上のユートピア
 クリムトの作品が見られた。明星など、古い日本の雑誌や、油絵も並ぶ。昔の香りがしてなかなかよかった。国内の様々な美術館から出品。愛知県美術館や、東京国立近代美術館etc.
 この日のうらわ美術館は空いていた。GWなのに・・・。