muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

セザンヌ主義 ほか3つの美術館、博物館

東京日日新聞

 今日は横浜で展覧会を見てきた。今日も1人で行動。以下、見てきた順。今日はすべてが初めての展覧会だった。
(1)下野新聞創刊130周年記念企画展 予は下野の百姓なり―田中正造と足尾鉱毒事件 新聞でみる公害の原点―(日本新聞博物館)
(2)特別展「戦国大名北条氏とその文書 −文書が教えてくれるさまざまなこと−」(神奈川県立歴史博物館)
(3)「セザンヌ主義 −父と呼ばれる画家への礼讃」展(横浜美術館)
(4)横浜美術館 コレクション展 平成20年度第3期(同上)
●田中正造
 田中正造は小学の時に国語の教科書で知った覚えがある。天皇に直訴した人、位の印象しかなかったが・・・。
 直訴状も展示されていて興味深かった。しかし全体的には地味な展示・・・。
 中学生(制服)の団体客が大勢いた。
●北条氏
 肖像画などもあったが、ほとんどは北条氏に関する文書で、こちらも地味だった・・・。
 解説ボランティアが何人か説明していたが、あまり興味もなく素通りしてしまった・・・。
 この博物館に行くために、みなとみらい線の馬車道(ばしゃみち)駅から「博物館口」というのを利用してみたが、博物館入り口まで、階段で4階分くらいの上り階段ですっかり息が上がってしまった。(エスカレーター、エレベーターはない。)
●セザンヌ主義
 今日一番楽しみにしていた展覧会。音声ガイドを利用。(まあまあ。)
 セザンヌは好きな画家で、結構いっぱい出品されていた。満足。国内外の様々な美術館から来ていた。(メトロポリタン美術館、フィラデルフィア美術館、国立国際美術館 etc.)
 また、セザンヌの影響を受けた(とされる)外人、邦人作家の作品も多数出品。ピカソ、ブラック、安井曾太郎 etc.)
 損保ジャパン東郷青児美術館所蔵の「りんごとナプキン」も、今回は間近で見ることが出来てよかった。(いつもはガラス越しに遠くから見るだけなのだ。)
 音声ガイドは、女優の野村祐香がナレーション。今展覧会のイメージソングもフルコーラスで聴けた。(英語の歌だった。)
●コレクション展 第3期
 遠目に「片岡球子(たまこ)の作品かな」と思ったら、そうだったのでうれしかった。片岡球子は今年亡くなった、文化勲章受章の画家。(100歳以上生きた。)色鮮やかというかカラフルだった。お決まりの富士山の作品から、「面構え」の連作までいっぱいあった。
 写真展示室も展示替えされていた。古いアメリカの写真。白黒だったりセピアだったりで風情がある。(ポートレートや、昔のニューヨークの風景など。)
 今日の写真は、日本新聞博物館に置いてあった、明治の新聞配達人。(新聞販売人?)