muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

鴻池朋子展 ほか6つの美術館、博物館

七つの祈り

 都内を廻り、いろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)鴻池朋子 展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人(東京オペラシティアートギャラリー)
(2)030 開館10周年記念 響きあう庭(同上)
(3)project N38 山下美幸(同上)
(4)矢弾丸(やたま)尽きるとも(靖国神社 遊就館)
(5)昭和の公文書−戦前から戦後へ−(国立公文書館)
(6)気象(同上)
(7)こども工芸館 ¿ ! コレクション おとな工芸館 涼しさ招く(東京国立近代美術館 工芸館)
(8)ゴーギャン展(東京国立近代美術館)
(9)寝るひと・立つひと・もたれるひと(同上)
(10)知られざるタオの世界「道教の美術 TAOISM ART」−道教の神々と星の信仰−(三井記念美術館)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●鴻池朋子
 芸大の大先輩。個性的な大型作品が並んでいた。今年制作のものもある。
 一番印象に残ったのは、人間の頭の形をした巨大ミラーボール。暗い部屋に置いてあり、上から眺める形式なので、ときどき浮遊感が・・・。
 その他、人間の脚をしたオオカミの屏風などがよかったです。
●響き合う庭
 収蔵品展。武満徹の追憶に描いた難波田の絵など。具象あり抽象あり、多彩だった。
●山下美幸
 キャンバスにアクリル(だったかな)の絵が並ぶ。正直あまり印象に残らなかったし、インパクトもなかった・・・。
●矢弾丸
 戦争博物館。皇室の人も訪れている。一応特別展だが、常設展の延長のような感じ。
 戦死した人(女性もいる)の遺品など。中には22歳とか26歳とかで戦死している人も多く、いろいろ考えさせられた。
●昭和の公文書
 いつもの展示という感じ。天皇署名の書類などがあります。
●気象
 気象に関する文書類。子どもにもわかりやすく展示されていた。日本初の天気図など。
●こども工芸館・おとな工芸館
 こども工芸館・おとな工芸館、2つで1つの展覧会といった感じ。
 夏にふさわしく、涼しげな工芸品が並んでいた。青い皿や布製品など。
 「赤いてぶくろ」という、巨大な赤い手袋が印象に残った。大人のからだと同じくらいの大きさの真っ赤な手袋。
 東京国立近代美術館からJR東京駅まで、ゴーギャン展専用のシャトルバスを利用。無料で送ってくれる。運良く座れたが、発車間際の乗車だと立つことになります。(混んでるので。)東京駅まで10分ほど、皇居のお堀を見ながらの小トリップ。
 今日は朝ちょっと早起きできて、予定より早く出かけられたので、予定外の展覧会も見られてよかった。早起きは三文の得だ。
 今日の写真は、東京国立近代美術館にある彫刻「七つの祈り」。