muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

北京旅行2009 最終日

紫禁城より

 この日で北京とさようなら。すでに帰国して、鴻巣から更新している。(今日は8日。)
 この日は朝5:45にホテルロビー集合だった。朝早くて眠かった・・・。その後マイクロバスとガイドさん(日本語話せる)が迎えに来て、いくつかのホテルを回り、空港まで送ってくれた。
 ガイドさんは、空港の中でお別れ。具体的な手続き(出国カード記入など)は自分たちでする必要があった。すごく大きなパンダのぬいぐるみを、3個も持っている老夫婦が(我々のツアーの中に)いたが、ちゃんと飛行機内に持ち込めたのだろうか・・・。
 空港ではかなり待たされた。JALかANA利用のツアーにすると、旅行初日から少し観光もあるし、帰国日はゆっくり北京を発てるので、そうすればよかった。(値段は上がるけど。)帰りはそうでもなかったが(それほど不安でもなかったが)、行きの便は日本語が通じないので非常に不安だったので、やっぱりJALかANA利用にしておけばよかった・・・。
 約4時間のフライトで成田に到着。税関などの手続きを経てやっと解放された。帰りのリムジンバスが、すぐ来るので、元を円に戻したり、飲み物を買ったりする時間はなかった。すぐにバスに乗れたのでよかったです。(バスの中にトイレもある。)
 帰りのリムジンバスはやや渋滞したが、滞りなく八王子に帰れた。バス停からは友達が車で迎えに来てくれて、送っていただいた。(ありがとうございました。)
 今回の旅行のまとめとしては、まず、スーツケースのダイヤルナンバーを覚えておくこと。非常に大変だった。
 ホテルのトイレは滞在中2回も詰まった。中国のトイレは、特に個室で仕切り壁がないのではないかと非常に不安だったが、壁のないトイレはなかった。ウォシュレットは1回も見あたらなかった。(ホテルのトイレもウォシュレットではなかった。)紙がなかったり、トラブルもありました。和式トイレは1回だけあたった。(北京のケンタッキーフライドチキンのトイレ。)
 飛行機の座席は(エコノミークラスなので)非常に狭かった。帰りの便ではトイレにすら行けなかった。図体がでかいので、いっぱいいっぱいです。行きの便は3人掛けを2人で使ったが、帰りの便は3人掛けに3人だったので、さらに大変だった。ビジネスクラスがいいなぁ・・・。
 北京ではスリなどには遭わなかった。日本から持参した(貴重品入れの)腹巻きとウェストポーチが使えなかったので、小さな肩掛けバッグに貴重品を入れて行動したが、無事だった。ガイドさんからは、混雑しているところでは注意してくださいねと言われた。あと、売り子の中に悪いのがいて、財布からお金を出しているときに、財布ごと奪って逃げられる事件が、JTBだけで先週2件あったそうだ。警察に掛け合っても「ダメですね」とのことだったそうで。あとは、夜遅くホテルの周辺を歩いたりしたが、特にトラブルはなかった。北京市内の最中心部なので、旅行者が利用しやすい店はほとんどなかったが・・・。
 北京の食事だが、安い値段だったら東京での食事の方が絶対においしいものを食べられます。これはNYでも同じことを思った。北京でも高いお金を出せばおいしい食事ができますが、同じ金額だったら、東京の方が、よりおいしいと思う。僕が日本人だから余計そう思ってしまうのかも知れないが、多分本当だと思う。(安くても高くても、東京の方がおいしい食事ができると言うこと。)
 現地ガイドが言っていたが、JTBのツアーは他社より高いが、その分、ツアーで廻るお店(土産物屋)の数が少ないそうである。今回、工芸品、お茶、シルクの3店に2日間のツアーで連れて行かれた。工芸品で小さなぬいぐるみを5個買っただけで(100元)、あとは買い物しなかった。意外とシルクの布団が売れていた。どのお店も、一応「見学」ということになっていて、美術館みたいなスペースもあり、最初は展示物の説明から入るのだが、最後は「これ買ってね」のトークになっている。
 ホテルは今回、「Theリージェント北京」という五つ星のホテルに泊まった。プールやロビーでのお茶、朝食(ブッフェ)などについては後日書くけれど、非常によかったです。(トイレが詰まったのはあれだったけど。)セキュリティも行き届いていて、部屋には電子式の金庫があるし、エレベーターは、部屋のカードキーを1回通さないと作動しない。なんたって、ペニンシュラよりも格上だそうだ。今回JTBでホテルを選ぶとき、3段階あるのだが、一番上のランクにして正解だった。ただし、値段的には2番目のランクのホテル(日航だったかな)の方が高かったです。そっちは日本語スタッフ常駐しているからかも知れない。Theリージェント北京は、日本語スタッフがときどきいるとのことだったが、結局1回も日本語スタッフはいなかった。(中国語と英語しか通じない。)あと、隣の部屋の声が結構聞こえた。(夜とか。)
 部屋着はバスローブが用意されていたけど、日本から寝間着を持参したので使わなかった。お風呂はシャワールームとバスタブがあり、初日よくわからなくて、シャンプーでないもので頭を洗ってしまった。
 歯磨き、歯ブラシ、リステリン(みたいなやつ)、櫛も用意されていた。毎日取り替えてくれたし。あとは無料の水も用意してくれた。初日はウェルカムフルーツとチョコレート盛り合わせも用意されていた。(あんまりおいしくなかったけど。)ウェルカムフルーツは、モンキーバナナ、キウィ、オレンジ、グレープフルーツ、ドラゴンフルーツだった。切れるナイフが無くて、結局バナナを少し食べただけだった・・・。
 さて、今回旅行してみて、トラブルに見舞われたり、けんかもしたりといろいろあったが、すごく楽しく北京旅行を体験できた。まだ持ち帰った元は両替してないので、次も中国旅行だったら、そのまま持って行くかも・・・。
 北京の中心部は大きなビルがいくつも建っていて、東京よりもごみごみしてない。渋滞はひどく、交通マナーは最悪。結構な大通りを堂々と赤信号なのに歩行者が渡っていく場面を、何回も目撃した。あとはクラクション。しょっちゅう鳴らしていた。
 北京は本当によかったです。次回もどこか中国旅行したいなぁ・・・。