muroyanの日記

ピアニスト、作曲・編曲家、むろやんのブログ

松尾敏男回顧展 ほか7つの美術館

今日いただいた入浴剤

 仕事前に都内とさいたまを廻り、いろいろ展覧会を見てきた。1人で行動。以下、見てきた順。
(1)内藤ルネ展“ロマンティック”よ、永遠に(大丸ミュージアム・東京)
(2)画業60年 松尾敏男回顧展(日本橋三越)
(3)江戸の粋・明治の技 柴田是真の漆 × 絵(三井記念美術館)
(4)草乃しずか 日本刺繍展(日本橋タカシマヤ)
(5)おもてなしの美 宴のしつらい(サントリー美術館)
(6)平成21年度(第13回)文化庁メディア芸術祭(国立新美術館)
(7)ルノワール―伝統と革新(同上)
(8)MOMASコレクション[IV](埼玉県立近代美術館)
(9)小村雪岱(せったい)とその時代(同上)
 初めて見たものに限って感想を記します。
●松尾敏男
 なぜだか入浴剤をいただけた。(写真。)たくさんの花が届けられていたが、なぜか贈り主の名札が1枚もなかった。せっかく花を贈ってくれた人に悪くないのかなぁ。
 さて、松尾氏は日本画壇の中心的人物らしいが、最初の頃は公募展に落選し続けたり、生活のために郵便局でアルバイトもなさったそうである。そういった作者が語るエピソードの方に惹かれた。(実際の絵より。)
 栃木県美術館、長崎県立美術館など、国内美術館所蔵の作品も多数あった。日本画。
●草乃しずか
 美しい刺繍。やはりというか、文化センターやNHKなどで講師を務めてらっしゃるそう。"生徒さん"も大勢いるみたいだ。2010年制作の作品もあった。手が込んでいた。
●メディア芸術祭
 去年は会期終了間近に行って大混雑だったので、今年は開催2日目の平日に行ってみた。待たずに入れた。
 TVゲームの展示があって、宮本茂氏の任天堂Wii作品(ゲーム)の映像などが流れていた。Wiiではないが、レーシングゲームの体験デモがあって、ちょっと操作してみたが、全然わからず、すぐ諦めた。
 アニメーションやマンガの展示もあり、僕が期待していたインタラクティブで、「尖った」分野の作品は、個人的には低調だった。鋼球のはねるので音楽を奏でる作品は面白かった。(作者がそこにいた。)
●MOMASコレクション
 今期の常設展。解説ガイドと一緒に廻った。今回のガイドはちょっと低調・・・。
 この美術館の現代アート分野は結構充実している。今回も、リー・ウーファンや丸山直文作品に出会えてとてもよかった。
 また、いつものモネ「つみわら」と、その横にリキテンスタインの「つみわら」が並べられていて興味深かった。
 あとは南画、南画に影響を受けた洋画など。