開館記念 美術コレクション名品展 ほか6つの美術館
昨日今日と、仕事の合間を縫って、都内とさいたまでいろいろ展覧会を見てきた。両日とも1人で行動。以下、見てきた順。
(1)開館十周年記念 横山大観展(講談社野間記念館)
(2)細川家の明治・大正(永青文庫)
(3)ルノワール―伝統と革新(国立新美術館)
(4)アーティスト・ファイル2010―現代の作家たち(同上)
(5)第63回 示現会展(同上)
(6)第69回 水彩連盟展(同上)
(7)クリストとジャンヌ=クロード展(21_21 DESIGN SIGHT)
(8)和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち(サントリー美術館)
(9)開館記念 美術コレクション名品展(さいたま市大宮盆栽美術館)
初めて見たものに限って感想を記します。
●横山大観
横山大観がいっぱいあって収穫。ほかの作家もあった。前にここで見たものの再展示もあったような・・・。
●細川家の明治・大正
細川家のお宝。元々この展覧会は「華麗なる侯爵家」というタイトルだったらしいが、変更された。唐三彩などがよかった。
●示現会
時間が余ったので・・・。様々な具象画。ちょっとレベルが落ちるかなぁ。
●水彩連盟
こちらも時間が余ったので・・・。多様な水彩画など。示現会よりはよかった。
●和ガラス
久しぶりに音声ガイドを利用。展示品のほとんどに説明文が付いているが、実際の風鈴の音を収録など、音声ガイドならではの工夫があった。
和ガラスは味わいがある。江戸時代からの作品を展示。また、ビーズ細工もあり、精巧なものに目を見張った。江戸風鈴を100個以上も吊してあり、風を送って鳴らしている女性2人組がいた。
●美術コレクション名品展
3月28日に開館したばかりの、世界初、公立の盆栽美術館である。今日は平日で天気もよくないのに、かなり賑わっていた。
企画展示室はかなり小さいです。すぐに見終わってしまう。それよりは、屋内、屋外に置かれた盆栽こそが見所であろう。素人目に見ても見事。枝振りとか。
2010年の開館とあって、バリアフリーだし、太陽光発電もしてるし、なによりも清潔、きれいである。こぢんまりとはしているが、いい美術館だと思う。しかし、リピーターを呼べるだろうか・・・。ちょっと心配。
今日の写真は、大宮盆栽美術館の外観。(館内は撮影不可。)